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VIPキックボクシングスポーツ24
仙台泉SSキックボクシング24
轟キックボクシングジム
です!!!
本日は、日頃会員さまよりいただくお声の多い
「試合に出ている子の「親御さん」の話が聞きたい」
というご要望のリクエスト企画をお送りします!
今回は2025年5月に行われた、ジュニアキックボクシング競技会にてリング上で開かれた
東北女子史上初のプロRISEファイター『愛結菜』選手のお母さま、冨樫さんの公開インタビューのもようをお送りします!
インタビュアーは日向トレーナー、筆記は私、事務スタッフ。
当日は70名近くのジュニアの保護者がお見えになっており、皆さま真剣な表情で聞き入っておられました
では、スタートー(*’▽’)

愛結菜母
「皆さま、はじめまして。VIPキックボクシング所属、愛結菜、の母です。本日はよろしくお願いいたします」
日向
「よろしくお願いします」
パチパチパチパチ☆
日向
「では、さっそくお話をお願いします。まず愛結菜選手がプロになるまでの道のりを教えてください」
愛結菜母
「はい、キックボクシングを始めたのは小学2年生頃で、最初はプロになるとかは一切なく、ただ楽しくといった感じでした。試合に出始めたのは3、4年生くらいだったかと思います。そのあとくらいからでしたかね。将来プロにー、みたいなのは」
日向
「今ここに通っているみんなと変わらない感じだったんですね」
愛結菜母
「はい、そして6年生の時にここのジムができて、そこからVIPでお世話になっています」
日向
「今、高校2年生でしたよね?」
愛結菜母
「はい、そうですね。格闘技は私も携わってから長くなってきたのですが、やはり基礎、基本が大切だと思います。
うちの会長は他のジムではそこまでやらないでしょってくらい基本と反復を徹底的に行う指導で、愛結菜もとにかく基本を叩き込まれましたね笑
おかげさまで何回か全国のアマチュア大会でチャンピオンになることができました。高校生になると同時に中学3年生の時に優勝したRISEさんからプロデビューのオファーをいただいて…」
日向
「じゃあ今VIPでは4年くらい練習しているんですね。このジムはお母さまから見てどうですか?」
愛結菜母
「言わされてるわけじゃないんですが、ここのジムってほんっとに良いんですよ笑! 今日来ている皆さんはこのジム以外は知らない、ここのジムが初めてという方が殆どかと思いますが」
会場「笑笑笑」
日向
「具体的にー・・・」
愛結菜母
「まずは先ほども言いましたが、指導ですね。
基本、基礎をあそこまで徹底するところです。うちも全国の大会に何度も出させてもらいましたが、そこでも基本をしっかりやってる子とやっていない子って分かっちゃうんですよ。
例えばその日はたまたま負けちゃったとしても基礎を積んでる子は、積んでいない子よりも多くの得るものがあると思っています」
日向
「確かに会長も勝ち負けはどうでもいいみたいなことを普段からよく言ってますよね。
それよりもしっかり練習していかにそれを出せるかどうかみたいな」
愛結菜母
「あとは、プロ経験者も多いので、練習に活気があるし、情報面とかサポート面とかも。小中学生の育成に熱心な所も良いと思います」
日向
「自分もそれは実感していますね」
愛結菜母
「あとはやっぱりきめ細やかなサポートがほんと凄い! 愛結菜とか、今日も来てる蒼介くん(小6)のも見せてもらいましたけど、頑張ってる子のポスター作ってくれたり。
去年ですかね、愛結菜の時にしてもらったんですが、プロ契約の調印式の撮影とか。
ここまでやってくれるジムってなかなか無いと思いますね」
日向
「実は動画上げて数日でテレビ局から取材依頼あったんですよ「調印式の動画見ました。よろしければ取材を…」とか。ジムの問い合わせにメールで頂いたので、スタッフ全員「おっ!」ってなりました笑。あと、あの調印式動画のことって雑誌のGONG格闘技にも取り上げられてましたよね」
愛結菜母
「自分もがんばるぞってモチベーションになるし、学年が下の子もどんどん続いていってるのが毎回見ていて分かるので、ぜひ今後も継続してほしい取り組みですね」
日向
「では、最後に今日来ている皆さまにメッセージをお願いします」
愛結菜母
「まず、どんな練習をしていいか、大会や試合に興味が出てきた、とか何でもいいので、何かあったらトレーナーや会長に気軽に相談してみてください。
うちもそうさせてもらってきましたし、どんなことでも親身になって相談に乗ってくれるのでどんどんコミュニケーションを取ってみてください。
あとはお子様の練習を見てあげてほしいですね。毎回じゃなくたまにでもいいので。
練習を見ないことにはジムでどんなことをやっているか分からないし、声がけすることや会話をすることで子供の成長に繋がると思います。
ですので親御さんにはたまにでいいので練習を見学していただきたいと思っています。
以上です。ありがとうございました!」
日向
「ありがとうございました! 皆さま大きな拍手をお願いします!」

インタビューを終えて
事務員
「お疲れ様でした!急なお話にも関わらずありがとうございました!」
愛結菜母
「いえいえ~」
事務員
「あんなにスラスラ喋れるの凄いですよね」
愛結菜母
「でしょでしょ!」
事務員
「ジムの良いところの話なんて台本があったかのような笑」
愛結菜母
「笑笑笑」
愛結菜母
「でもここのジムって本当に良くて、山形、東根、鶴岡、酒田、仙台と色んな人と交流できるのも凄いことだと思うんだよねー。普通30人しか会えないようなところを何倍もの出会いがあるわけで」
事務員
「ああ、それはそうですね。普通に生きてたら会わなかった人何人にも会えるから人生の幅が一気に広がるっていうか」
愛結菜母
「今日のこれ(ジュニア競技会)とかもすごく良い試みだと思うよ。そういえばこれってなんでやることになったの?」
事務員
「いや、私は…会長が急に言い出してこうなりましたね笑。聞いてみましょうか」
愛結菜母
「あ、いたいた」
事務員
「今日のジュニア競技会ってなんでやることになったんですか?」
会長
「え、なんです?急に」
愛結菜母
「なんでかなって」
会長
「んー、小中学生のみんながんばってるから…」
事務員
「ちゃんとお願いします」
会長
「みんなすごくがんばってるから…」
事務員「…………」
会長「では! 忙しいので行きます!」
愛結菜母「ダメだね!」
事務員「ですね!」
急なお願いにもかかわらず見事なインタビュー、冨樫様、ありがとうございました!
……後日、当ジムの代表に開催経緯について聞いてみました。
すごく真面目な話だったのでこちらも載せておきます
- ここのジムがなんでこんなに小中学生の指導に熱心かというと格闘技というのは子供の命を守る可能性が著しく高まるから
- 格闘技をやっていたおかげでその子の命が助かったケースって全国でみると相当数あると思う
大きな災害とかどうしようもないこともあるけど、それでも
今は、災害、事故、犯罪、その他熊に出くわしたとかなんでもいいけど不慮の事故のようなもの、危険が多いじゃない
物騒で子供だけで外で遊ばせられないとか親御さんからもよく聞くし
長い人生、いつ何が起こるか分からないから、格闘技のスキルとか感覚は自衛の為に身に付けておいた方がいいと思ってるんだよね
ちなみに私は中学生の時に実際に道で熊に出くわしたことあるよ笑 - 自分も色んなスポーツやってきたけど、相対的に格闘技と水泳は「子供の命を守る可能性を上げる」点においては一番だと思ってるからここは特に小中学生の指導に力を入れてるんですよ
とのこと……。
予想以上に真面目で深い話でした(今度会長インタビューでも打診してみようかな笑)
今回は、冨樫様の公開インタビューのまとめと会長談をご覧いただきましたお読みいただきありがとうございました☆